ミュージカル『1789-バスティーユの恋人たち-』

2025/4/21の13時からの回を、東京の明治座で観てきました。第一幕は13:00~14:25、第二幕は14:55~16:05で、合計2時間35分。ミュージカルとしては多分普通の長さかと思います。

明治座

明治座は東京の浜町駅から直ぐでして、↓ののぼりが有名なようで奥田いろはさんの分もありました。結構風が強かったので、バタバタはためいてました。のぼりを模したグッズもあるようでしたが、明治座では売り切れのようで、通販で買ってくださいという感じでした。

ミュージカルの概要

公式ホームページのリンクはこちら
脚本:ドーヴ・アチア、フランソワ・シュケ
潤色・演出:小池修一郎

観劇した回のキャスト
ロナン:岡宮来夢
オランプ:奥田いろは
マリー・アントワネット:凪七瑠海
デムーラン:内海啓貴
ロベスピエール:伊藤あさひ
ダントン:伊勢大貴
ソレーヌ:藤森蓮華

舞台は18世紀末のフランス革命期。主人公ロナンは農夫で、父親を貴族に殺害された恨みから革命派に身を投じていく。一方のヒロインであるオランプは、宮廷でマリー・アントワネットの下でフランス王太子の養育係をしている。対立する立場にある二人が惹かれ合っていくというものです。

フランス革命を背景とした人間模様を扱う作品は結構多いですよね、映画とか漫画とかで。ベルサイユのばらとかもそうらしいですね(見たことないけど)。王侯貴族と革命派という対立軸で、財政がひっ迫する王家と困窮する民衆、また両方の立場の中でも一人一人に事情があって考え方も違ったりして、物語は作りやすいでしょうし、この作品も面白かったです
(ちなみに、本作では国王ルイ16世が思慮が浅い感じで、財務長官のネッケルがきちんとしているように描かれていますが、他の作品ではそれぞれ真逆でして、作品によって全然変わってくるんだなと思いました)

感想

↓のPVを観れば分かると思うんですが、30~40人くらいの役者の方々が出演されていると思うので、観ていてダンスが楽しいですし(前宙とかもあり)、歌も沢山の方々のハモリで良かったです。

ヒロインであるオランプ役の奥田いろはさん、前回以上に良かった。演技は、ロミジュリの時は可愛らしい演技だったかと思いますが、今回幼い感じではなかったです。ジュリエットは13歳なので幼い感じだったのかなと。オランプが何歳かは記載が見つかりませんでしたが、王太子の養育係を務めていることから、そこそこ大人なのでしょう。
ちなみに、ロミジュリから一緒なのは潤色・演出の小池修一郎さんだけでなく、役者さんも何人かいらっしゃいましたね。一人は主演のロナン役の岡宮来夢さんでして、主演だから独唱も多く、歌声が伸びやかで力強かったです。あと、伊藤あさひさんが演じるロべスピエールもカッコよかった。
その他、マリー・アントワネット役の凪七瑠海さんは、流石に宝塚なのか優雅で、苦悩や王妃としての気高さが素晴らしかった。子役の子達も仕草含めて可愛かったです。アルトワ伯の悪さも良かったですし、他の役者の方々も素晴らしかったです。

ロミジュリでも思いましたが、ミュージカルは観たら観たで楽しいんですよね。値段的な面もあるのでそうそう行けないんですが、おそらく今日の観客の相当数を占めていたであろうミュージカルが大好きでよくご覧になられている方々の気持ちが理解出来ます。いずれにせよ、ミュージカルに行く理由を作ってくれた奥田いろはさんには感謝です

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